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今日の子どもたち(遊び、生活)2009年度 こぐま保育園


 ひよこ(0歳前半)  りす (0歳後半)  うさぎ(1歳)
 
ぱんだ(2歳)  きりん(3歳)  いるか・くじら(4.5歳)


<更新 2010.10.15/初掲載 2002.05.19>
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  パンダ  2歳児



パンダ


「じぶんで!」 「わたしが!」 が 強くなるこの時期
 まだまだ大人の力をかりないとできない年齢なのに何でもやりたがるのです。これは1歳の時期に充分「自分」を出したからこそでてくる姿です。大人に認められつつ成長していく時期です。

ひとりひとりに“自信”を! 
 “ジブンデ!”“ワタシガ!”と自分自身が主人公になりすごいね!とほめてあげるとどんどん自信をつけ伸びていく時期です。大人に「さいごまでがんばったね」「ここがかっこよくできたね」など、できた・できないの評価ではなく具体的にがんばった姿を認めることで、次もまた“やってみよう”という気持ちになります。そうしたくり返しで「自分ってすごいんだ」「自分ってかっこいいんだ」と思えます。こうしたことがどの子にも味わえる保育を考えています。そして、できる自分を「みてみて」と大人に訴えます。こうした子どもたちの「みてみて」を受けとめる保育を心がけます。


ろくぼく遊び
 なかなかできなかったろくぼく(木製遊具)で渡ることができるようになったB子ちゃん。ろくぼくにのぼるたびに「センセ、ミテー」と大声をあげて呼びます。「ほんとだステキ!がんばったね」と声をかけるとニコニコのB子ちゃん。ろくぼくからおりてもニコニコです。そしてまた保育者を見ます。全部見ていてくれたかを確認するのです。目で“ちゃんと見ていたよ!”のサインを送るとまた一段と得意顔になったB子ちゃんでした。

  ろくぼく だいすき     上まで登れるよ        ミテミテー
   


お着替え・おトイレも 自分でできるよ!

自分でお着替えができるのがうれしい!

 パンツの着脱は、1歳ごろから興味を示します。パンツやズボンをはきやすいよう“パンツはき台(牛乳パックで手作りしたはくときに座る台)”を使っています。やる気(これが大切)があるときに具体的にやり方を伝えていきます。例えば「こうやってここをもって」など、くり返し伝えていくことで自分でできるようになってきます。“ボタンはめ”や“スナップはめ”あそびなどを取り入れて、楽しみながらできる工夫をしています。

失敗しながら・・・ でも ゆっくりと!

 オシッコの間隔が決まってくる1歳ごろからトイレに慣れてきます。そして 2歳児では1日パンツですごします。 生活の節目に(おやつが終わってお散歩の前 午睡後など 活動と 活動の間) 保育者と一緒にトイレへ行きます。月齢が高くなると 自分から尿意を感じることが できるので その後 保育者は本人にまかせます。 決して無理して連れて行くことはしません。「いかない!」と言っていて 失敗するもすることもあるけれど この失敗が大切と思って接しています。 失敗したときは「気持ち悪いね」「ビタビタになっちゃったね」と伝えながら パンツを履き替えます。遊びに夢中になっていると つい 汚れたままで遊んでしまいますが このときも 保育者が「でているよ」と言うのではなく 気付かせる工夫をし 自分から出ていることを伝えられるようにします。
 家庭では、失敗をおそれて紙パンツにしてしまうことが多いけど この時期は 家庭と協力し合って働きかけていくことで 子どもたちの気持ちも盛りあがり自立に向かっていくことでおおきくなったことを実感します。

体を使ってあそぶこと大好きな2歳児!
 まてまてと追いかけっこ遊び ろくぼく すべりだい ふとん山 など 体を使って遊ぶことを好みます。 ドロンコ遊びや 水遊び(プール)も全身を使って楽しみます。保育者も子どもと一緒に楽しみ遊ぶことで より楽しさが増してきて 盛り上がります。


かくれ追いかけっこ  あそび

 「10数えるから隠れてね」というと、子どもたちはキャッキャッといいながらかくれ場所を探します。 といっても完全にかくれなくてもいいんです。そう、かくれたつもりでもワクワク・・・。保育者は「どこにいるかな」とすこし迫力のある声でさがしにいくと、子どもたちはこらえきれず “ここだよ!”なんて声を出してしまう子もいます。子どもたちは保育者が見つけてくれるのを今か今かと待っています。そこに近づくとキャハハハとまたまたおおよろこび。同時に次のかくれるところへ逃げていきます。保育者が 「マテマテ」 と追いかけていくとキャハハハ、今までこの様子をみていたA君・B君・C子ちゃんも加わり遊びになりました。


つもりになったりみたててあそぶ力がでてきて あそびが広がってきます!
 「〜みたい」 といって いろんなものをみたててあそぶことがでてきます。 今まで 小麦粉ねんども まるめたりちぎったり のばしたりするだけだったのが小さい丸ができると「おだんごだよ」「マメ」と命名して 食べるマネをしたりするだけで 友だちに「どうぞ!」と渡したり あそびがはじまります。


お芋掘りごっこ

 お芋掘りをした次の日にはこんなこともありました。スコップを芋にみたてて自分たちで土の中にうめて「どこにあるかな」とさがします。土の中からスコップを見つけると芋が出てきたときと同じくらい「あった!」 と大よろこびの子どもたち。こんなふうにたのしかった経験を 再現してあそぶ力も生まれてきます。この日は2回目のお芋掘りになりました。 


かわいい お母さんに 変身

 部屋においてあるエプロンをつけ、あたまにはふろしきの三角巾をかぶり、かわいいお母さんに変身です。アイテムをつけることで、よりそのつもりになれます。キュウーピー人形をタオルでくるんで「この子 お熱があるんです」 「ちょっと病院までいきます」 といった具合に、経験したことをどんどん遊びにとり入れ、たのしめる2歳児です。


ひよこ(0歳前半)  りす (0歳後半)  うさぎ(1歳)
 
ぱんだ(2歳)  きりん(3歳)  いるか・くじら(4.5歳)





作成:こぐま保育園 ホームページ係