うさぎ 1歳児
▼うさぎ
▼ 歩くことができるようになった1歳児は 散歩が大好き
「さんぽいくよー」の声に“はやくいきたいよー”とばかりに出入口にあつまってきます。
何かいいものないかなー 探索活動が活発なとき
この時期の散歩先は、遊具のない安全な場所をあえて選びます。
今日は、保育園裏の秋葉神社の散歩です!
秋葉神社に到着したら、アンヨを楽しみアッチコッチ動きまわります。自分の思い通りに動ける喜びを感じ取ります。
階段があれば登っていき、穴があいていれば手を入れたり石を入れたり・・・
とにかく自分の足で動きまわり、色々なものを発見ながら遊びます。このとき保育者が「いいものあったね」と声をかけたり目で合図すると、にっこり “もっといいものないかなー”とさがしまわります。小石や葉っぱ・小枝などが子ども達の宝物です。
自分で食べるとうれしいな 食べる意欲は 生きる意欲だよ
まだまだ手づかみでもいいんだよ!
机の用意をしていると「マンマ」といいながらイスを出してくる子ども達。
たくさんおそとで遊んできた子どもたちはお腹ペコペコです。まだまだスプーンを使って食べることができないのですがスプーンには興味がいっぱい。保育者は、手をそえて持ち方を伝えながら 保育者は手をそえて促します。といっても・・・最後は手づかみ・・・そうそう 2歳までは手が出ても仕方ないとき。
まずは、自分で食べたいなーという気持ちをふくらませていくことが大切だと思っています。
スプーンの持ち方
好きなものばかり食べたいとき?
自分の好みのものが出てくる時期、好みのものが見えるとそればかりほしがります。まだ全体を把握する力が十分に育っていないので「〜をたべてから〜」ということが伝わりにくく好みのものばかり口にします。
でもこんなこともあります。大好きなお汁ばかり飲んでいたAちゃん。またおかわりをほしがります。少しだけおかわりを入れてあげると満足します。こんなふうにおかわりを繰り返していたら・・・あらあら今度はおかずに手がいきました。お汁がたくさんほしいワケではなく、自分の気持ちを受けとめられて満足したのです。この時期、自分の気持ちを受けとめられたとわかると次へ気持ちが向くのですね。
イヤイヤ 1歳半!
自分の意志が出てきたこの時期。今まで何でも大人のいうことをきいていた子ども達が自分の気持ちを表すようになります。はじめのうちは、「イヤイヤが出てきたな」と発達を喜ぶ保育者ですがだんだん頑固になると保育者も対応に苦労します。
「オシッコに いこう」 「イヤ」
「○○チャンもいくよ」 「イヤ」
「パンツ ぬれちゃうよ」 「イヤ」
「秋葉神社で、石パラパラして遊ぼうね。うさぎちゃん(トイレについている絵)のところでオシッコしてくる?」と声をかけるとトイレにいきました・・・
このように、次の見通しをわかりやすく説明したり、命令ではなく自分で決めて行動に移すように工夫するとうまくいきます。また、こんなときに大人があせって「さあさあ、オシッコいくよ」なんて言って行かせてしまうと、自分の意志を尊重してもらえなかったことに大怒り、自分で何でも決めたいのです(できないけれど・・・)。まずは、言葉で受けとめ自己決定ができるような工夫を考えていきます。
感触遊び大好き
サラ砂・砂・ドロ・粉(小麦・片栗)・こんにゃく・スライムなど感触の違ういろんな素材を使って遊んでいます。様々な形に変化するため、手や足、全身を使って遊びます。はじめは「これ なんだ?」と警戒していた子どもたちも、楽しそうに遊ぶ友達や保育者を見て「わたしも」と手を出してきます。遊びだすと、これはおもしろいとばかりキャハキャハとおおよろこびです。何か形を作るのではないこの時期、さわったり・ころがしたり・つついたり・パラパラしたりといろんなあそび方を楽しみます。そして、偶然できた形を「○○みたい」と見立てます。保育者も“あ〜ほんとだ”と納得してしまいます。
もうひとつ忘れてはいけないものは水
もちろんプール遊びは身体をいっぱい使って喜んで遊びますが、水の出し入れやカップでのうつしかえなど水とかかわって遊ぶこと大好きな1歳児です。
体を使って水遊び カップでのうつしかえ
まねっこ大好き
なんでもまねっこするこの時期。いいことも悪いこともすべてやろうとします。(そうそう足でタンスの引出しを閉める保育者のまねもします) 特に手遊び・リズム遊び大好き。「くるくるまわれ」と歌いだすとどの子もくるくるまわりだします。また、リズム体操の音楽が鳴り出しても同じ。音楽に合わせて体をうごかします。たとえ同じスタイルになっていなくてもやっているつもりで充分たのしい1歳!見ていてもかわいい光景です。
先生になったつもり、お友達のボタンをパッチン
そして 手遊び! 1度はじめると指を立てて“もう一回コール”満足するまでくり返し求めるのも1歳児です。リズミカルではっきりしたことばのものを選び、行っています。
むかしから口づさんでいる わらべうたも喜びますよ。
♪ くるくる まわれ ♪
くるくる くるくる まわーれ (両手を広げてまわる)
くるくる くるくる まわーれ ( 〃 )
くるくる くるくる まわーれ ( 〃 )
まわって のぼって まわって のぼって おひさまこんにちは!
(止まって 両手を 上からキラキラさせて下ろす おじぎをする)
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