6ヶ月頃(0歳後半)〜1歳半頃
◆ ハイハイやアンヨができるようになり行動範囲が広がってくるときです。
ハイハイを促す前に、こんな力をつけるようにしています。
あお向けあそび
あお向きで吊りおもちゃでしっかり両手を使って遊びます。
寝返りは左右どちらからでも、自分の意志での寝返りを促します。左右対称に力をつけるため両側どちら側からも促します。
飛行機ブーンブーン
手足を床からあげ、お腹だけで体を支えます。飛行機のような格好です。
腹軸回転
足の指を使ってお腹を軸にくるくるとまわることを促します。
しっかり、足の親指を使って床を蹴る動きが身につきます。
足の親指を使って床を蹴る動き
後ずさり
前へ行きたいという気持ちとは反して、手の力で後ろへ下がってしまう行動です。「前へ行きたい」という気持ちがふくらみます。
べた這いとは爬虫類ハイハイともいい、わにが動いているようにハイハイします。体全体を使う大切な動きです。
ハイハイができるようになると行動範囲が広がり活発になります。できるだけ広いスペースを確保し、ハイハイ活動が充分できるような工夫をしています。
「あれはなにかな」「あっちにいきたいな」など、いろんなものに興味をもてるように、保育室やオモチャを工夫しています。
富士見公園の草の斜面をはいはいで登るよ!
つかまり立ちが上手になると、箱を押して歩くよ。
ボール・動くおもちゃ・ミルク缶ころがしあそびも大好きだよ!
動くもの大好き!ボールを転がすと、追いかけてきます。このとき、保育者も同じように、ハイハイします。
“センセと一緒でうれしい”とばかり、追いかけながら保育者を見て ニコニコ
床からのタッチを大切に!
アンヨは急がせないようにしています
「這えば立て、立てば歩めの親心」のように、早く歩いてほしいとだれもが願っていることですが そこは・・・
自分の力で立つ喜びを大切にしています。足の指を使い、床をふみしめてふわふわしながら立てたときの笑顔は素敵です。
こんな工夫で あそべるよ
斜面板あそび /つかまり立ちが上手になると、箱を押して歩くよ。
後追い・人見知りがでるときの対応はできるだけ丁寧に!
大好きな人がわかり、その人が部屋から出たり離れようとすると泣き出すことがあります。これは発達のひとつとして受けとめ、不安にさせないことが大切です。楽しく遊ぶ方法を探り、遊びで気持が変わるように工夫をしています。
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