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スキムミルクを使って、不足しがちな栄養素を強化!



 スキムミルクというと戦後育ちの方は給食で飲んだ脱脂粉乳を思い出して「おいしくなさそう」という方も多いと思います。でも、今のスキムミルクは牛乳が苦手な人でもおいしく飲めるのですよ。
 腐敗しやすい牛乳から乳脂肪分を取り除いたことで変質しにくく、貯蔵や運搬が便利で利用範囲も広がります。動物性脂肪分の少ないスキムミルクは現代の健康食品ともいえるものです。


<スキムミルクの特徴>

良質のたんぱく質、カルシウム、ビタミンB2が多く含まれています。
脂肪の摂り過ぎを抑え、不足しがちな栄養素をしっかりと摂るために最適な食品です。


   たんぱく質  ・ 筋肉や血液となり、身体を丈夫にします
            ・ ホルモンや酵素などの原料となり、生理機能を健全に保ちます

   カルシウム  ・ 骨や歯を丈夫にします
             ・ 神経の働きを健全にします

   ビタミンB2  ・ 体内の新陳代謝を良くし、発育を促進します
             ・ 肝臓の働きを良くします


 
牛乳では1本飲むのは難しいけれど、スキムミルクは22gで牛乳1本分!料理やお菓子作りに入れれば味もまろやかになり、不足しがちな栄養素を手軽に取れます。
 園でもケーキやクッキー、団子などにスキムミルクを入れているんですよ。
 他にも、ハンバーグの肉をこねる段階で粉のまま少量加えて混ぜたり、クリームシチューやスープ、グラタンなどのホワイトソース作りに使ったり、天ぷらやフライなどの揚げ物の衣に使うのも手軽な方法です。また、ご飯を炊くときに入れると、つやが出たり、和風の煮物やみそ汁にも意外にマッチしますよ。一度作ってみてね!

<初掲載 2012.3.10>


ツナスパゲッティー


材料(子ども10人分)

(干)スパゲッティー  300g

ツナ缶         200g
玉ねぎ         100g
にんじん        100g
マッシュルーム    50g
スキムミルク      50g
バター          30g
小麦粉         40g
牛乳          適量
塩            少量

作り方

① 野菜を食べやすい大きさに切り、ゆでておく。
② ボールにバターを入れて火にかけ、野菜を入れて炒める。
③ 小麦粉を入れて炒め、牛乳でのばしていく。
④ スキムミルクをお湯で溶かし、入れる。
⑤ 塩を入れて味付けをする。
⑥ ゆでたパスタと絡めてできあがり。

鬼まんじゅう


材料(小10個分)

さつまいも         80g
薄力粉          100g
スキムミルク       30g
砂糖            20g
ベーキングパウダー    1g



作り方

① さつまいもは8㎜の角切りにし、さらしておく。
② 薄力粉・スキムミルク・砂糖・ベーキングパウダーを混ぜ、ふるいでふるう。
③ ②に①のさつまいもを入れて均一に混ぜ、水を少しずつ入れてまとまる硬さ
  にする。
④ ③をクッキングシートに丸くおとして、蒸し器で15分蒸す。
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作成:こぐま保育園 ホームページ係