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こどもたちのさりげない一言・迷言集


保育園の日常の生活のなかで出会う、子どもたちの何気ない言葉や会話に思わずフフフと笑ってしまいます。そんな会話の様子を紹介します。
<初掲載 2012.02.10>
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 子どもたちのさりげない一言  (いるか・くじら組 園だよりより)



園庭に行きたい子どもたち
 と〜っても寒い日のおやつの後、園庭に遊びに行きたい子どもたち。

子ども:「せんせ〜。せんせいたちが おそうじしているうちに えんてい
     いってもいい?」
保育士:「いいよ〜!」

   子どもたちから子どもたちへ園庭にけることを報告
   帽子をかぶって、ジャンパーを着て準備万端・・・さあ出かけるぞ〜・・・

保育士:「えっ!なんで??まだ せんせいたち おそうじしてないよ??」
子ども:「だって おそうじしているうちに っていったじゃん 」
保育士:「いったけど おそうじしてないよ?」
     「だから〜〜うちにっていうのは そうじしているあいだ ってことだよ!」
子ども「でもさ〜・・・・」としばらくこのやりとりを繰り返していました。

きのこの名前
 給食のときの出来事です。お汁に入っていたきのこの名前当てをしていました。

保育士:「きのこの名前はなんでしょうか〜?」
子ども:「きのこ〜!」(そのまんまですけど)
     「しめじ」(おしいっ!)
     「えのき?」(んんっ???)
     「あっ!まつたけ?」(入っていたらうれしいよね〜)
     「まえたけ?」(えっ?なんだそりゃ??)
保育士:「ま・い・た・け ね!ま・え・た・けって聞こえるかもしれないけど、
     字にすると ま・い・た・けって名前なんだよ!」


 言葉って不思議ですよね。日常生活の中にまだまだ子どもたちの知らない言葉が沢山あると思います。その都度、大人が意味や使い方を知らせていくと、きっと子どもたちの表現方法はどんどん広がっていきますね。これからどんな楽しいお話、面白いお話を聞かせてくれるのか楽しみです。




 きりんぐみ 名言集  (きりん組 園だよりより)

   
     「なんでやねん!」と突っこみを入れる子がいるほど笑いのセンスにあふれるきりんぐみ。
     日々、パワーと笑いをもらっています。その一部を紹介します



かくれんぼ・・・?
 絵本『うずらちゃんのかくれんぼ』や紙芝居『ワンタのどうぶつかくれんぼ』などを読み、きりんぐみがかくれんぼに興味を持ち始めた時のこと。
まだルールがよくわからず曖昧で・・・
「おーい!みんな、ここにかくれようぜ!」と鬼の前で言って、みんなで隠れたりします。
また、待っていられずに「こっちだべー」と出てきてしまうことも。
「せんせい、つぎ、おれがみつけるから、ここにかくれて!」と隠れる場所を指定してくることもありました。

あぁ、言い間違い
 三歳児なので言い間違いすることもあります。「コチョット」(ちょこっと)、「トウモコロシ」(とうもろこし)、「ダイガクノイモ」(大学芋)なんて、つい出てしまうものから、
「しせいをただしてください。手を合わせましょう、おにがしま!」(ツノのジェスチャー付です)なんて自分たちで考え、周りの子どもたちと入念な打ち合わせを行うものまで様々。

凧を作る日に「せんせい、きょうかにつくるんだよね!」なんてキラキラ目を輝かせてきた子も。
また、「発表会(の役)何やる?」と問うと「シンデレラ」という子がいました。保育者が「う〜ん、シンデレラは長いし、皆出られないじゃないの?」というと「じゃひとりでやる!」といいだし、なぜか「おてらつくって!」といってきました。しばらく考えて、お寺ではなくお城と言いたいのだと気が付きました(笑)。

 ちなみに、聞き間違えることも時々あります。お迎えに来たお母さんが「お兄が待ってるから行くよ。」と声をかけると、「おにがまってるの!?」と向かい側にいた子が吃驚!なんてことも。

どこで覚えたの?
 子どもたちは、「それどこで覚えたの?」といいたくなる行動・発言をすることがあります。大人のまねっこなのか、自分たちで考えたのか、影響元が気になるくらい面白いですよね。
あるとき、子どもが乗って足でけって進む車を正面から衝突させ、ペコペコ頭を下げて、「あー、すみません、すみません」と一人の子がいいました。すると、それが面白かったのか、お互いが正面衝突をはじめ、あっちこっちで「すみません、すみません」と頭を下げていました。
またあるお昼寝の時間、一人の子が座ってムスッとしていました。保育者が「寝る時間だよ。ごろんして。」と声をかけると「だって、いま、かんがえごとしてるの!」といいました。いったい何を考えていたのか、ぜひ教えてほしいものです(笑)。




作成:こぐま保育園 ホームページ係